クラシックな雰囲気や独特の走りを味わえる旧車。
その魅力に惹かれ「いつまでも大切に乗り続けたい」と願う方は多くいらっしゃいます。けれども長年の使用により部品の劣化が進みやすく、突然の不調に悩まされることも少なくありません。
そうしたトラブルを未然に防ぐには“予防の視点”が不可欠です。とくに点火系・燃料系・配線は、旧車を安全に楽しむための要といえる部分。今回は、それぞれの特徴と実践できる対策をわかりやすくご紹介します。
点火系の健康を守る小さな工夫
エンジンが安定して動くには、確実な火花が欠かせません。旧車ではプラグやコードが劣化しやすく、症状が出やすい箇所です。
🚗 チェックしておきたいポイント
✅ スパークプラグ:
摩耗すると燃費や加速に影響。電極の色で状態を判断できます。
✅ プラグコード:
ゴムが硬化すると絶縁が弱まり、エンジンの息継ぎや失火の原因に。
✅ ディストリビューター:
接点が汚れると点火がばらつき、振動や始動不良につながります。
朝の始動が悪い、アイドリングが落ち着かない…
そんなときは点火系が弱っているサインかもしれません。部品の状態を早めに見直すだけで、安心した走りを守れます。
燃料系を整えて走りを快適に
燃料まわりの劣化は、走行中のエンストやガソリン漏れにつながる危険があります。見えにくい部分だからこそ、こまめな点検が重要です。
🚗 予防のポイント
✅ 燃料ホース・パッキン:
小さなヒビでも漏れの原因に。古いものは交換を検討しましょう。
✅ フィルターの詰まり:
燃料の流れが悪くなり、加速不良や始動困難のもとに。
✅ キャブレター車:
長期間動かさないと内部が固まりやすく、アイドリング不安定の要因に。
「ガソリンのにおいがする」「坂道で力が出ない」などのサインが出たら、迷わず整備士に相談するのが賢明です。燃料系を整えておくことで、旧車らしい軽快な走りを取り戻せます。
配線トラブルを防ぐために
旧車で意外に多いのが電装の不具合。配線の被膜は長年の熱や振動で劣化し、ショートや接触不良を起こしやすくなります。
🚗 よく見られる症状
✅ ライトが暗い、ウインカーが不安定
✅ メーター表示が突然消える
✅ バッテリー端子やヒューズにサビや粉が付着
配線は車全体に張り巡らされており、素人では見落としがち。端子の清掃や接点復活剤の使用など、日常の小さな工夫でトラブルを減らせます。長く乗るつもりなら、専門工場で配線を総点検しておくのも有効です。
愛車と長く付き合うために
旧車は手間をかけるほどに愛着が増す存在です。点火系・燃料系・配線という基盤を守ることで、日常のドライブもより安心に楽しめます。
枚方市をはじめ、交野市や京田辺市、八幡市などからも旧車に関する相談は多く寄せられています。枚方自動車販売株式会社は指定整備工場として、車検・点検・修理から保険まで幅広いサポートを提供しています。
旧車との時間を大切にしたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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